会長挨拶 2022-2023

吹田江坂ロータリークラブ 2022~2023年度 会長 内田 潤

 この度、吹田江坂ロータリークラブ第33代会長を務めさせていただきます内田 潤です。私のロータリー入会は、2016年1月ですので入会6年半のまだまだ半人前メンバーですが、就任する以上はそのような言い訳をするつもりはありません。
パスト会長や理事メンバーの方々に様々な事を教わりながら、責任感を持って1年間務めさせていただくつもりでございます。1年間どうぞよろしくお願いいたします。
先日行われました地区研修・協議会で発表されましたRI、並びに地区のテーマは 
「 IMAGINE ROTARY 」です。
ロータリー活動の2本の柱である奉仕と親睦、そして当クラブの最大の課題である会員増強、それぞれの場において想像力豊かに企画、活動していきたいと思っております。
そして今年度取り組まないといけない最重要事項は、DEIの推進です。
Dは、ダイバーシティ(多様性)です。個人や集団の間に存在しているさまざまな違いのことで、年齢・性別・国籍・学歴・職歴・人種・民族・宗教・性的指向・性自認・マイノリティ・(男性から見た)女性・価値観・障がい者・ライフスタイルといった多様性(相違点)のことを指します。年齢や性別や社会的地位にかかわらずさまざまな人をロータリーに迎え入れましょうということだと思われます。
Eは、エクイティ(公平性)です。全ての人に同じ機会を同じ条件で与えるEqualityエクオリティ(平等)とは違います。いろんな方が持っているさまざまな障壁を取り除けるものを用意して、その上で平等の機会(チャンス)を与えていくというものです。
 Iは、インクルージョン(包括性)です。これはDの多様性とセットになっていて様々な方を招き入れただけでなく、その全ての人たちが活躍の場を与えられ、その成功をみんなで喜び合うということです。
 3つとも特別なことを言っているわけではなく、世の中の流れに沿ったテーマですが今年度はこのDEIを特に推進していきます。
 今年度、第2660地区の宮里ガバナーが年次目標の中で最も強調されていた事項は、
「 より大きなインパクトをもたらす 」というものです。
地域調査に基づいた持続可能でインパクトをもたらす奉仕活動を強化し、そしてその活動をSNS等を通じて積極的に発信していくことが重要だとされています。
つぎに、第2660地区が掲げる年次寄附目標は、ロータリー財団年次基金寄附150ドル、ポリオ・プラス基金寄附50ドル、恒久基金寄附30ドル、米山奨学会寄附30,000円です。
コロナがすべての行動につきまとうようになって2年強になります。私が入会してしばらくは、姉妹クラブの台北龍門RCへみんなで行ったり、日本中色んな所に旅行に行ったり、情報集会や家族会や山登りやゴルフコンペも頻繁にありました。
今年度は、コロナ禍で機会が減り、希薄になってしまった親睦を取り戻す1年にしたいと思います。その親睦活動に入会候補者を招き、仲間として受け入れていくことが会員増強につながっていくと考えます。
私が1番好きな時間は例会開催前、受付の前で皆さんが挨拶をして、その後立ち話をしている時です。先輩や年長者に敬意を払うのは当然ですが、大人になってもこんなに楽しそうに話ができるんだと思います。当クラブの強みであり、これからもずっとこうあればいいなと思います。
繰り返しとなりますが、各委員会には特に親睦に重きをおいた計画を立てていただきたいと思います。家族を含む会員、関西大学RAC、姉妹クラブ、ロータリー内の他クラブ、地域の他団体、内外共に親睦を強めていくことをお願いいたします。私自身は今まであまりしてこなかったメークアップを積極的に行い、他クラブとの交流をはかりながら、いいものはどんどん取り入れていこうと考えています。(コロナ禍でも受け入れてもらえるクラブだけですが)
 吹田江坂ロータリークラブの現在の最大の課題である会員増強ですが、純増2名を目指します。と言ってもこのような数値的目標が人を突き動かすことはなく、人を動かすのは情緒的目標です。自分の周りの人でロータリーの仲間にしたいと思える人が入会して、例会に出席して、この場所で卓話をし、数年後理事として活躍して、クラブの代表である会長になる。その想像力をどんどん豊かにすることが候補者発見につながると思いますし、候補者も魅力的な機会と感じることが出来ると思います。まさに「イマジン ロータリー」です。
まだまだコロナが終息したとは言えませんが、前年度北村会長を中心とする戦略委員会で作成した5か年戦略計画を素に具体的な目標を立て、実行していきたいと思いますので1年間どうかよろしくお願いいたします。