「2016-2017年度 新年度挨拶」
吹田江坂ロータリークラブ 会長 西本 健二
第26代木元良三会長の後を引き継ぎ、2016~2017年度の第27代会長を務めるにあたり、身の引き締まる思いで一杯です。何分浅学非才の私の事、時には目だるく感じられる事もあるかと思いますが、精一杯の努力を重ねる所存ですので何とぞ寛容の心をもってご指導ご協力賜りますようお願い申し上げます。
さて、我がクラブの現状に目を移しますと2013~2014年度の理事会において財政の危機的状況が問題認識され議論を重ねて頂きました。そして一昨年度、昨年度と財政改善に努力した結果、ようやく赤字予算から脱却でき繰越金も増加傾向になってまいりました。しかし、残念ながらこれは我々会員の努力とは言えません。財政改善のほとんどの原因は週報、概況書の自主作成によるところにあり、これを支えているのは事務局員さんの献身的な協力であります。私は職業分類を代表するロータリアンとして、この現状に忸怩たる思いで、このような状況は改善していかなければならないと思います。今すぐ取り組める事として事務作業軽減のための文書のデータ化の徹底等ありますが、根本的には会員数の維持・増加が必要不可欠だと思います。私自身は純増何名と言った明確な目標数値を掲げる事にはいささか違和感を感じております。絵に描いた餅のような数値目標を掲げるより、吹田江坂RCに在籍し楽しい、良好な人間関係が拡がると思える、人が人を呼ぶクラブに出来れば結果として増強に繋がるのではないでしょうか?なかなか芳しい成果をあげられない現状において、そろそろ発想の転換も必要だと思います。
会員増強の数値目標は一部の会員の努力によって達成できる年度もあるかも知れませんが、人が人を呼ぶクラブとするためには会員全員の努力が必要です。
そのための取り組みとして、会員各位が五大奉仕の各部門で活動を行うわけですが「主体的に取り組む意思を持つ」事が大事だと考えます。まだ具体化しておりませんが本年度各奉仕部門において新たな活動計画の芽生えがあり、本年度中にどれだけの事を具体化できるかわかりませんが、この芽生えを止める事なく大きく育て次年度以降につなげていくのが私はじめ全会員の責務だと考えます。一方で「主体的に取り組む意思を持つ」者同士がざっくばらんに意見を言い合えるためにも親睦はロータリー活動において必要不可欠です。ロータリーにも時代の変化が訪れてますが、守るべきもの、変えるべきものを皆様と一緒に考えながら、明るく元気なクラブに向けて、率先垂範取り組んで参りますので皆様のご支援よろしくお願いいたします。